ウィスキーの原料による味の違い~モルト・グレーン~

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ウイスキーの原料として主なものは、大麦、ライ麦、小麦、トウモロコシなどがあります。

ワインが原料の葡萄によって、また焼酎が原料によって味や風味が違ってくるのと同様、ウイスキーも原料によって味が変わってきます。ここでは、代表的なモルトとグレーンについて説明します。

モルトウイスキー

ウイスキーの味の違いを語る上では、まずこれを挙げねばなりません。モルトウイスキーの原料は大麦麦芽で、多くのウイスキーは職人がいくつかのモルトをブレンドして作っています。何故なら、モルトは1種類だけでは個性が強く、万人向けであるとは限らないからです。

しかしそれを逆手に取って「シングルモルト」と言い、一つの蒸留所の一つのモルトだけを詰めたものがあります。これは個性が非常に強く、好みの一品に会った方は非常に強く魅了されます。

例えばスコッチウイスキーなら、海に近いところで製造されているものが多いので、どことなく潮の香りがするような気がします。日本で製造されたシングルモルトには、森林の木々とそこに吹く風を思わせるような爽やかさを持つものもあります。

もし、酒屋さんへ行って「シングルモルト」と書かれたものがあれば、2種類買ってみることをお勧めします。あるいは、ご自分で知識を得て酒屋さんへ行けば、なお楽しみが増えることでしょう。そして飲み比べてみれば、その明らかな違いが分かるはずです。

お勧めの銘柄

  • BOWMORE(ボウモア)12年
  • LAPHROAIG(ラフロイグ)10年
  • MACALLAN(マッカラン)18年

なかでもマッカランは、「シングルモルトのルールスロイス」と呼ばれ、その重厚な味わいは、他では得られないものです。

グレーンウイスキー

トウモロコシ、ライ麦、小麦などを主原料にするもので、連続式蒸留器を使うために酒質が穏和でまろやかです。

一般的に、グレーンだけのウイスキーが売られているのを見かけることは、ほとんどありません。

ブレンデッドウイスキー

モルトとグレーンを混ぜて、味をまろやかにしたのがこのウイスキーです。流通量としては最も多いといえるでしょう。

お勧めの銘柄

  • CHIVAS REGAL(シーバスリーガル)
  • BALLANTINES(バランタイン)
  • JOHNIE WALKER(ジョニーウォーカー)
  • WHITE HORSE(ホワイトホース)
  • OLD PARR(オールドパー)

このように、生産地、原料、製造過程などに様々な種類があるのがウイスキーです。是非、飲み比べてみて、その奥深い世界を味わってみて下さい。