もっと知りたい日本酒のこと~日本酒用語集~

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以前は、日本酒には国が酒税をいくら徴収するか決定するために、アルコール度数をもとに定めた「特級」「一級」「二級」などの区分があり、それぞれにかかってくる税金の率が違っていました。ですから、価格を抑えるために、あえて品質の良いお酒を二級として売ったり、「無鑑査」として売られることもありました。

しかし…この制度は1992年に廃止されました。現在、国が定めた日本酒の分類方法、「特定名称酒」には次のようなものがあります。

●純米酒……原料に米、米こうじ、水だけを使った日本酒のこと。醸造アルコールは使用しない。

●本醸造酒……醸造用アルコールの使用量が白米1 tあたり120ℓ以下で、糖類を使用しない清酒のこと。

●吟醸酒……60%以下に精米した米を原料に使い、醸造用アルコールも加えた日本酒のこと。

日本酒の瓶のラベルなどに書かれている言葉について

○原酒……日本酒は絞ったあとに水を加えてアルコール度を調整しますが、これを行わないものを「原酒」と呼びます。水を加えないため、アルコール度は高くなります。「無加水」も同じ意味。

○生酒……最後の工程で、「火入れ」をしていないなど、酒造りにあたって一切加熱をしていないもののことです。発酵の香りが生きていて、とてもフレッシュです。

○生貯蔵酒……火入れはしていませんが、瓶づめ直前に一度加熱処理を行ったもの。生の状態で保存してきたため、独特の風味が残ります。

日本酒独特の用語が並ぶと、なにやらえらく難しい世界のように思えてしまいますが、用語に慣れてみると、自分の好みのお酒を、ラベルを読んだだけである程度分かるようになって便利です!