個性的な味を主張するジャパニーズウィスキ―の歴史

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ジャパニーズウイスキーは、今では世界的によく知られた存在となっていますが、その黎明期にはたくさんの苦労がありました。

日本のウィスキーの歴史

まず、日本でウイスキーが作りはじめられたのは19世紀終わりごろですが、販売用の生産が開始されたのは20世紀になってから、1924年のことでした。

今ではウイスキー作りの2大メーカーとも言えるサントリーとニッカは、この時代に誕生しました。そしてウイスキーが盛んに飲まれるようになったのは、第二次対戦のあとでした。

今流行りのハイボールは、実は昭和30年代にできていたのです。

また、メーカーの営業努力もあって、和食店でのウイスキー提供、水割り文化の浸透、1980年代のバブル景気に乗った銘柄の増加等によって、次第にウイスキーは日本に浸透していきました。

酒税法改正によって購入価格が下がったことも、それに追いうちをかけるよい結果となりました。

日本のウィスキーの特徴

日本のウイスキー作りで特徴的なのは、各メーカーが自前で多くの原酒を作り、ブレンドまで行っていることです。スコッチウイスキーでは、メーカー間での売買がされていますから、その分、メーカーごとに味の特徴が分かれているということになります。

味はどのメーカーも、スモーキーさを抑えた日本人好みのものを製造していましたが、1990年代頃から成熟の域を迎えたジャパニーズウイスキーは、個性を主張し始めました。

その結果、ウイスキーの世界大会で最高位に選ばれるなどの偉業を成し遂げています。

さきに挙げた2つのメーカーでなくても、ウイスキーメーカーはあり、各地に蒸留所を持っています。それらは見学もできますし、蒸留所でなければ買えない逸品もあります。

旅行の行き先の一つに蒸留所見学を入れてみると、お酒好きの方には、思い出深い旅行となるに違いありません。