ウィスキーを飲んでみよう!~バニラの香りを楽しむ~

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ウイスキーの飲み方には、大きく分けて5種類があります。

ストレート

文字通り、ウイスキーをそのまま飲む方法です。小さいグラスに少量注ぎ、常温で立ち上る香りを楽しみながら、少量ずつ飲みます。

ただし、ウイスキーは度数の弱いものでも40度ぐらい、樽出し原酒など強いものでは60度前後ありますから、喉の粘膜を痛めてしまいます。

そこで「チェイサー」と言って、同量の水を別のグラスに用意し、交互に飲む方法があります。「チェイサー」とは「追いかける」という意味で、ストレートを追いかけるように水をいただくわけです。

チェイサーについてのうんちく記事も是非どうぞ→「お酒の嗜み~チェイサーについて~」

これだと一口ごとにウイスキーを洗い流してくれるため、飲むたびに新鮮な味わいを楽しむことができます。水はミネラルウォーターがいいです。

ロック(オンザロック)

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ロック用のグラスに、大き目の氷を入れ、その上からウイスキーを注ぎます。

よく眺めてみると、氷の周りにウイスキーが溶けてできる琥珀色のかげろうが見えます。

また、氷が溶けるときに「パチッ」という音がしたり、氷が回転したりします。その様子を楽しみながら飲むのがロックの味わい方です。

やはり氷は、ミネラルウォーターを凍らせたものがいいでしょう。それが天然の大きな氷を切り出した、透き通ったものであれば、言うことありません。

ちなみに、南極の氷で飲むウイスキーも最高だそうです!南極の氷が溶けて、琥珀色の液体の中をはるか太古の空気が気泡となって昇って来ます。他のお酒では決して味わえない世界です。

水割り

一般的によく知られている方法ですが、実はウイスキー好きには不評です。

理由は、あまり水を多くすると、ウイスキー本来の味が分からなくなってしまうからです。そこでお勧めなのは、ウイスキー1:水1で割る方法です。氷は、ないほうがいいかもしれません。

加水することによって、それまで分かりにくかったバニラ臭、オーク臭などの香りがよく分かるようになります。ウイスキーはバニラに近い甘い香りを持っています。それがよく分かるのが1:1で割る方法です。

ハイボール

近年、テレビCMなどで、この方法が宣伝されています。確かに、爽やかな風味で飲みやすくなります。ウイスキー初心者にはお勧めの飲み方です。

現在はジンジャーハイボール、コークハイボールなど、居酒屋では様々な種類のハイボールを見かけます。ウィスキー本来の美味しさとは少し違った風味が味わえます。

カクテル

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ウイスキーをベースとしたカクテルも、数多くあります。それを書いていくと、長くなってしまいますのでここでは避けておきましょう。

こんな風に、ウイスキーとは飲み方に非常に多くのバリエーションを持つお酒です。

それだけ、懐が深い、あるいは許容力のあるお酒だと言えるでしょう。

 

また、ウイスキーの楽しみ方は、数多くあります。

例えば、バーに行って気になっていたシングルモルトを頼むこと。アウトドアで、雄大な景色を眺めながら飲むこと。部屋で音楽を聞きながら飲むこと。

しかしその基本として、ウイスキーそれ自体の楽しみ方があります。

香りを楽しむ

ウイスキーの香りを調べてみると、実に多種多様な香りの表現があることに驚きます。

例えば、クリーム、ハーブ、薔薇の花、スモーキー、オイリー、蜂蜜、ヨード、バニラ、オーク、パイナップル、オレンジマーマレード、スパイシー・・・まだありますが、このへんにしておきます。

さてその中で代表的なのが「バニラの香り」です。多くのウイスキーが共通して持っていますが、本当にバニラの甘い香りがします。とてもいい香りです。

これがよく分かるのは、水と1:1で割る方法です。氷はウイスキーを冷やしてしまい、香りがあまり感じられなくなるので、入れません。

今まで飲んだウイスキーの中で、バニラ臭を強く感じたのは、次の3つです。

  • SCAPA(スキャパ)
  • 山崎(サントリー)
  • 響( 〃 )

グラスにウイスキーと水を1:1で注ぎ、是非、複雑な香りを楽しんでみて下さい。ウイスキー作りに要した歳月の香りも感じられることでしょう。