意外と知らない、酒造りと酒税法

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少し前に、居酒屋さんで出している自家製梅酒が問題になったニュースを覚えていますか?

これは、酒税法に定められている法43条11項の「消費者が、自ら消費するために作るものでなければならず、販売してはならない。」という一文に該当することが問題となりました。

現在では申請を行えばその営業場において自家製梅酒など提供することは可能ですが、この申告を行なっていないと酒税法違反となってしまいます。

個人であっても…酒税法違反?

そのほかにも酒税法には様々な取り決めがあるのをご存知ですか?

例えば、ぶどう・やまぶどうなどは規則13条3項2号によって果実酒にすることが禁止されています。もちろん、個人で飲むのでも禁止。

「友だちからぶどうをたくさん貰ったから、果実酒にしよう!」というのは法律違反なんですね。

そのほかにも、アルコール度数が20度未満のものを使ってはいけないという法律もあります。
ですので、みりんや度数の低いお酒での果実酒作りは、法律違反となってしまうことがあるのです。

果実酒に使われることの多いホワイトリカーは、ほとんどのものが35度以上ですが、ワインなど他の種類のお酒で漬け込むときは注意が必要ですね。

また、お酒同士を混ぜあわせて作り置きしておくと、「みなし製造」となって酒税法にひっかかってしまうことがあるのでご注意を!

サングリアやカクテルは合法?

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ワインに果実をつけこむサングリアや、お酒同士を混ぜ合わせるカクテル。

これは、飲む直前に作るので法律違反ではありません。

サングリアもあくまで調理方法の一貫であり、罪問われることはないのでご安心を。

ただし、これらのものをおみやげとして販売したり、友人に売ったりするのは酒税法違反となるので、個人で楽しむ範囲内にとどめておきましょう。