古代人「とりあえずビールで!」

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「とりあえず、ビールで」と言う言葉もあるくらい、日本人にはビール好きな人が多い!最近驚いたのは、「トリナマ」という言葉があるということ。「トリナマ1つお願いします」と言っても通じるそうですよ。とりあえず生ビールの略です(笑)

「最近の若者はビールを飲まない」とも言われていますが、やっぱり夏はキンキンに冷えたビールをグググっと飲みたくなりますよね。

ビールの歴史は紀元前

そもそもビールの歴史は古く、メソポタミア文明時代には大麦を使ってアルコールを製造していたという資料が残っています。昔はビールは今よりもっと身近な飲み物で、水を飲むように日常的に飲まれていたと考えられているのです。

紀元前のバビロニアでは、現在のようにハーブを混ぜて発酵する手法が取られており、ホップを入れる製法もこのころから始まっていたとのこと。

少し形は違うと言っても、ビールの原型がそんなに古くから考えられていたなんて不思議ですよね。

日本人とビール

日本にビールが伝わったのは江戸時代。

鎖国下で唯一交流のあったオランダ人がビールを持ち込み、徐々に広まっていきました。ただし、この頃は「好きだから飲む」というよりも、西洋文化への憧れから飲まれることが多かったようです。

日本で初めてビールが作られたのは、明治に入ってから。横浜の湧き水を使って作られており、横浜に遺留する外国人やイギリス人を相手に醸造技師のウィリアム・コープランドが作り始めます。江戸時代は蘭学者だけに飲まれていたビールですが、この頃から庶民の間にも徐々に広まっていきました。

日本人の手で初めてビールが作られたのは、明治22年の札幌麦酒株式会社が始まりです。これは現在のサッポロビールの前身にあたり、その後ジャパン・ブリュワリー(現在のキリンビール)、大阪麦酒株式会社(アサヒビール)などが独自のビールを製造・販売するようになりました。

今でこそ居酒屋のメニューに普通に並んでいるビールですが、意外と古い歴史にビックリです。この苦味や炭酸を、古代人も味わっていたのかと思うと、なんだか歴史の風を感じてしまいます。